金沢のお医者さん情報(金沢の医院・病院の情報)

医療費を安く節約しよう


医療費はどこで受診しても同じだと思っている人が多いと思いますが、実際は医療機関によって違います。  2008年改定版



初診料

初診料は医療機関のベット数に関係なく同一になりましたがベット数200床以上では紹介状の無い場合は特定療育費がかかります。
同一の病院で2つ目の他科を初診する場合は2つ目の科の初診料は通常の半額1350円(3割負担で405円)です。3つ目の科以降は初診料はかかりません。
時間外加算は850円(3割負担で255円)、休日加算2500円(3割負担で750円)、深夜加算4800円(3割負担1440円)、夜間・早朝等加算500円(3割負担150円)です。
時間外加算については、医療機関によっては診療時間と関係なく土曜日12:00以降の受付で請求される場合もあります。(土曜日の診療時間が13:00までであっても12:00以降の受付は時間外加算が請求されるということです。)
6歳未満は720円(3割負担で216円)加算されます。6歳未満の時間外加算2000円(3割負担で600円)加算されます。
6歳未満の休日加算3650円(3割負担で1095円)加算されます。6歳未満の深夜加算は6950円(3割負担で2085円)加算されます。

ベット数19床以下 2700円(3割負担で810円) 
ベット数20床以上 2700円(3割負担で810円)
ベット数200床以上 2700円(3割負担で810円)+特定療養費(全額10割自己負担)
特定療養費(最大5250円)は各医療機関によって独自に決められており保険も適用されず全額自己負担です
但し、医師からの紹介状で特定療養費が無料になります。医師から病院への紹介状は2500円(3割負担で750円)。最初の医院の初診料など他の医療費を考慮すると、精密な検査が必要な場合、特定療養費を払っても直接大病院に行ったほうが安くつく場合もあります。
紹介状があれば、紹介先が違う病院で受診しても、特定療養費が無料になります。また救急車で搬送された場合も特定療養費は無料です。

特定療養費

金沢大学付属病院 2625円(全額自己負担)
金沢医科大学病院 2100円(全額自己負担)
石川県立中央病院 1580円(全額自己負担)
金沢医療センター 2100円(全額自己負担)
金沢市立病院 1050円(全額自己負担)
浅ノ川総合病院 1050円(全額自己負担)
金沢循環器病院 無料
金沢脳神経外科病院 無料
石川県済生会金沢病院 1050円(全額自己負担)
金沢社会保険病院 1500円(全額自己負担)
金沢赤十字病院 1050円(全額自己負担)
医王病院

長期の通院は大病院が安い
生活習慣病の高血圧とか糖尿病など長期間にわたって治療が必要な病気の診療について病気の種類によって1ヶ月に1回もしくは2回まで特定疾患療養管理料を請求できるのですが診療機関の規模によって料金が違います。長期にわたって同じ薬を投薬してもらうために通院する場合にはベット数の多い病院のほうが、かなり安くなります。特定疾患療養管理料は領収書では一般的には医学管理料と記載されているようです。

ベット数19床以下 2250円(3割負担で775円)
ベット数100床未満 1470円(3割負担で441円)
ベット数200床未満 870円(3割負担で261円)
ベット数200床以上 0円

投薬日数の制限が撤廃
現在は基本的には(1部の薬は1度に出せる投与日数に制限があります)投与日数に制限が無くなりましたので、1度に長期間の薬を出してもらうことも可能です。3か月分の処方が可能な場合もあるようです。1度に長期間の薬を出してもらえば診療費が安くなります。但し、実際には1ヶ月までの投薬しかしていただけない場合が多いようです。

院外処方(医療機関が処方箋を発行し調剤薬局で薬を受け取る)は高い

院外処方の場合、医療機関での処方箋料、調剤薬局での調剤基本料、薬剤情報提供料、薬剤服用管理指導料(特別指導加算)、内用薬調剤料、重複投薬・相互作用防止加算(処方変更)などがかかり、医療費が5割程度高くかかることも多いです。
もし、病院で薬を出すのと院外処方を選べる医療機関でしたら病院で薬を出してもらったほうが医療費が安くなります。
また調剤薬局によっても負担が変わる場合もあります。

調剤薬局で負担になる費用


調剤基本料 400円(3割負担で120円) 
医薬分業でない医療機関では420円(3割負担で126円) 内服の薬が7種類以上は290円(3割負担で87円)です。
但し規模が大きい薬局は調剤基本料が安いですし、同一の医療機関の処方が集中している薬局でも調剤基本料が安いです。
ちなみに処方箋の受付回数4000回以下/月か1軒の医療機関の集中率が70%以下の薬局は調剤基本料400円(3割負担で120円)ですが、処方箋の受付回数が1月に4000回以上ある調剤薬局や 特定の医療機関の処方箋が70%以上の調剤薬局は調剤基本料が190円(3割負担で57円)です
後発医薬品(ジェネリック)を含む場合の院外処方の場合は1剤につき20円(3割負担で6円)高くなります。但し薬価(薬の価格)が安いので結果的には負担は少なくなります。
薬剤服用歴管理料  300円(3割負担で90円)
薬剤服用歴に、患者の住所、電話番号、体質、アレルギー歴、併用しているお薬などを記入していなければ算定できない

医薬分業でない医療機関は薬剤情報提供料の100円(3割負担で30円)に含まれます
薬剤情報提供料 150円(3割負担で45円)
薬剤の特徴や副作用などを手帳記載しなければならない。患者の求めがないと加算されない。
医薬分業でない医療機関は薬剤情報提供料の100円(3割負担で30円)に含まれます
外用薬調剤料 1調剤につき100円(3割負担で30円)3種類の薬剤の調剤まで算定可能
医薬分業でない医療機関は薬剤の種類と日数に関わらず60円(3割負担で18円)だけです
内服薬調剤料 14日分以下の場合7日目以下の場合、1剤1日につき50円 8日目から1剤1日につき40円
3種類14日間だと1890円(3割負担で567円)
医薬分業でない医療機関は薬剤の種類と日数に関わらず90円(3割負担で27円)だけです
その他 時間外・休日・深夜などの調剤基本料・調剤料は10割から20割加算されます。
薬を1つの分包紙に混ぜて入れると1週間分ごとに890円(3割負担で267円)加算されますので、こういうのは断ったほうが良いです。

医薬分業(院外処方)の医療機関における医療機関と調剤薬局の薬関係の費用と医薬分業でない医療機関における薬関係の費用の比較


内服薬4種類と外用薬1種類を7日分処方した場合の比較

医薬分業(院外処方)の場合の薬関係の負担 医薬分業でない場合の薬関係の負担
処方料 医療機関 × 420円(3割負担で126円)
薬剤情報提供料 × 100円(3割負担で30円)
外用薬調剤料 × 60円(3割負担で18円)
内服薬調剤料 × 90円(3割負担で27円)
処方箋料 680円(3割負担で204円) ×
調剤基本料 調剤薬局 通常400円(3割負担で120円) ×
薬剤服用歴管理料 300円(3割負担で90円) ×
基準保険調剤加算 100円(3割負担で30円) ×
薬剤情報提供料 150円(3割負担で45円) ×
外用薬調剤料 100円(3割負担で30円) ×
内服薬調剤料 1050円(3割負担で315円) ×
合計 2780円(3割負担で834円) 670円(3割負担で201円)
医薬分業(院外処方)の場合の3割負担で633円も高くなってしまいます。ただし薬剤服用歴管理料は請求しない薬局もあるようです。それでも543円高くなります。
なお院外処方でもの処方箋の受付回数が1月に4000回以上ある調剤薬局や 特定の医療機関の処方箋が70%以上の調剤薬局は調剤基本料が190円(3割負担で57円)ですので、一般の調剤薬局より210円(3割負担で63円)安くなります。

薬局での分割調剤を利用するとお得な場合も

調剤薬局を使うと便利な面もあります。例えば医療機関から90日分の処方をしてもらったとき薬局で分割調剤を頼むことができます。
1回に2週間分だけ調剤薬局で薬を出してもらい、2週間後にまた2週間分の薬を出してもらうことができます。もちろん、その都度、調剤基本料や調剤料は請求されますが、薬剤服用歴管理指導料や指導加算、薬剤情報提供料は処方箋1枚に対して1回しか請求ができなく、医療機関での再診の必要がなく、なおかつ途中で薬が必要なくなったり、薬を変えて欲しくなったときには、残りの薬はもらわなくてもすみます。そういう例は少ないとは思いますが。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)

ジェネリック医薬品とは新薬の特許(20〜25年)が切れたのち発売される同じような効き目で薬価の安い薬のことです。ジェネリック医薬品の薬価は新薬の約2〜7割の価格です。特許が切れてからでないと製造できないので、すべての薬にジェネリック医薬品が存在するわけではありません。
ジェネリック医薬品を処方してもらうと、それだけ患者の支払う金額が安くなります。但し、医師から貰った処方箋に薬の銘柄が書かれている場合は患者の希望でジェネリック医薬品に変えてもらうことは出来ないのでジェネリック医薬品を希望する場合は診察時に医師に申し出ましょう。
後発医薬品の場合、調剤薬局で後発医薬品調剤加算(1剤につき20円、3割負担で6円)や後発品医薬品情報提供料(100円3割負担で30円)が請求されます。

確定申告には医療費控除を受けましょう

年間の医療費が家族全員で10万円を越える場合は10万円を超える額(12万円なら2万円)が医療費控除の対象になります。
所得により控除額は変わってきますが、通常10%程度(12万円なら2万円の10%で2千円)税金が安くなります。
医療費控除は医療機関に行くときに使ったタクシー代なども含まれるので関係する領収書は捨てずに残しておきましょう。

高額療養費の還付は必ず受けよう

同じ医療機関にかかった部屋代・食事療養費を除いた1ケ月の医療費が一定金額(所得によって35400円、80100円、150000円)を超えていれば、高額療養費の手続きができます。 年齢や同じ病院に家族がかかった場合など条件が違う場合もありますので、確認してみましょう。

深夜医療(22時以降朝6時まで)は初診料・治療費ともに高くなる。

深夜加算は初診で4800円(3割負担で1440円)再診で4200円(3割負担で1260円)高くなります。
休日加算は初診で2500円(3割負担で750円)再診で1900円(3割負担で570円)高くなります。
その他の時間外は初診で850円(3割負担で255円)再診で650円(3割負担で195円)高くなります。

ちなみに6歳以下の小児・乳児は上記に加えて初診で1150円(3割負担で345円)再診で700円(3割負担で210円)高くなります。

複数の診療科に受診する場合の医療費について

複数の診療科を受診する必要がある時に、その複数の診療科がある医院もしくは病院で両方の科を受診すると、初診料は複数の医療機関で受診するより安く済みます。院外処方の場合は処方箋料も1回で済みますし、その他の調剤にかかる費用も安く済みます。

月をまたぐと2ヶ月分請求される費用がある

調剤基本料や検査判断料など同じ期間入院してても月をまたぐ場合と同じ月内で終わる場合で費用が2倍の差の出るものもある。高額療養費の扱いにおいても月ぎめなので同じ医療費でも月をまたぐと請求できる金額に違いがでてきます。

病院側の都合で個室に入院した場合は差額ベット料は請求できない

入院時に病院の大部屋が満室で個室しか空いていない場合、患者が個室を希望してなくて個室に入る場合は差額ベット料は請求できません。
差額ベット料の請求は患者が快適な環境を望んで差額ベットの部屋を希望しない限りできないことになっています。

入院費は患者の数に対する看護士の数によって変わってくる

入院費は患者(ベット)の数に対する看護士の数によって決まります。
必ず病院には表示してありますので確認しましょう。